書評『ダブルファネルマーケティング』
![ダブルファネルマーケティング ダブルファネルマーケティング](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ay2r8yj%2BL._SL160_.jpg)
- 作者: トランスコスモス・アナリティクス株式会社,北出大蔵
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2012/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ダブルファネルマーケティングって何だ?
と思って、手に取ってみました。
こういうものらしいです。
①伝統的なパーチェスファネル
認知 → 獲得 → 継続 → 顧客
(Mass) → (Direct Marketing) → (CRM)
②ソーシャル時代のインフルエンスファネル
顧客 → 発信・共有 → 評判・拡散
①+②=ダブルファネルマーケティングです。
わかります?
要するに既存顧客の共感・感動体験のクチコミ効果を、新規顧客をターゲットとした従来型のマーケティングの各プロセスに発揮し、認知度や受注率、継続率を底上げしようという手法です。
今ひとつピンときませんか?
たぶん、この本は事例を読まないとよくわかりません。
ここで事例を紹介!、といきたいところですが、今日はあまり書く気分ではないのでやめます。すみません。
結論として、この本は企業のソーシャル・マーケティング担当は読んだ方が良いですが、一般の人が読んでも面白くありません。
そして、この本に書いていることを実践するとなると、本書籍を書いているトランスコスモス・アナリティクスのような専門企業に委託しないと難しいと思います。
とても、ベンチャー企業のマーケティング予算では、実行するのが難しそうです。
詳しくはhttp://www.bookvinegar.jp/でアップしますので、お待ち下さい。