本とぽんず

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書評『ビッグデータ時代の新マーケティング思考』

ビッグデータ時代の新マーケティング思考

ビッグデータ時代の新マーケティング思考

 

事例が少ないので、やや教科書的な内容でした。

 

従来のマーケティングは、広告をしても売れるか売れないかという結果でしか、その施策を評価できなかった。そして、施策を最適化していくという概念がなかった。しかし、ウェブの時代となり、広告の施策の効果が細かくわかるようになった。ビッグデータの時代には、さらに広告の効果を測定できるようになる。だから、マーケターは、これまでのように顧客を想定してターゲティングするのではなく、リアルタイムに顧客を捕捉しながら、ターゲットを最適化していくという考えにならねばならぬ。

 

といった内容です。

では、具体的にどうすればいいのか?

残念ながら、そこの実例が乏しく書かれていなかったので、読んだ後に残るものが少なかったです。結局、ビッグデータは、これからの分野なので、これからなんでしょうね。

 

まだ事例と言っても、amazon、google、コンビニなどの一部であって、中小規模の会社ではまだまだのようです。

 

今年はビッグデータ元年となるのでしょうか?