書評『ビッグデータ時代の新マーケティング思考』
![ビッグデータ時代の新マーケティング思考 ビッグデータ時代の新マーケティング思考](http://ecx.images-amazon.com/images/I/4168nPZHDBL._SL160_.jpg)
- 作者: 横山隆治,海老根智仁,鹿毛比呂志
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2012/10/31
- メディア: 単行本
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事例が少ないので、やや教科書的な内容でした。
従来のマーケティングは、広告をしても売れるか売れないかという結果でしか、その施策を評価できなかった。そして、施策を最適化していくという概念がなかった。しかし、ウェブの時代となり、広告の施策の効果が細かくわかるようになった。ビッグデータの時代には、さらに広告の効果を測定できるようになる。だから、マーケターは、これまでのように顧客を想定してターゲティングするのではなく、リアルタイムに顧客を捕捉しながら、ターゲットを最適化していくという考えにならねばならぬ。
といった内容です。
では、具体的にどうすればいいのか?
残念ながら、そこの実例が乏しく書かれていなかったので、読んだ後に残るものが少なかったです。結局、ビッグデータは、これからの分野なので、これからなんでしょうね。
まだ事例と言っても、amazon、google、コンビニなどの一部であって、中小規模の会社ではまだまだのようです。
今年はビッグデータ元年となるのでしょうか?