本とぽんず

ビジネス書籍の書評などをあれこれ綴るブログ

書評『世界へ挑め!』

世界へ挑め!

世界へ挑め!

 

電気バイクベンチャーのテラ・モーターズの代表の書いた本です。

企業物語かと思っていたのですが、自己啓発的な内容が中心でちょっと期待ハズレでした。

 

たぶんこれを読む人は、ベンチャー関連の人やベンチャーに興味のある人だと思います。そうしたターゲットにとっては、むしろどうやってテラ・モーターズを立ち上げたのか。どうやって福武総一朗さんや出井伸之さんから投資してもらったのかなど、そのあたりのディテールを知りたいのでは?

 

今から、大企業に入ってもリスクがあるとか、成長するためにはベンチャーに入れとか、失敗は成長機会と捉えろとか、ベンチャー界隈の人には不要でしょう。

 

昨年は、起業関連の本が多かった。リブセンス、ユーグレナ、MOVIDA、ウィルゲート、リーン・スタートアップなど。

次回は、テラ・モーターズのディテールを書いた本が出るといいな。