本とぽんず

ビジネス書籍の書評などをあれこれ綴るブログ

書評『外資系の流儀』

外資系の流儀 (新潮新書)

外資系の流儀 (新潮新書)

 

外資系企業で働くこととは、どんな感じかがわかる内容です。

といっても、予想通りというか、まあ高額な給料もらっているのだから、当たり前だよねという内容です。

 

外資系の流儀

 

・朝の出社が早い

・休日も自宅で働く

・24時間いつでも会社のメールに対応する

・即戦力が求められ、人材育成の場ではない

・成長しなければ、プロジェクトから外され、辞めるように圧力がかかる

・上司の命令は絶対

 

高い給料だからこそ、激務にも耐えられる。よほど日本企業の方が楽ですと。

 

上司には、へりくだり、上手におだてる。

むしろ、外資系企業ほど、昭和のサラリーマンが求められるようだ。

 

海外のリーダーシップに関する本では、部下をサポートするリーダーこそが、これからの在り方だ、昔ながらの高圧的なリーダーシップでは部下は付いてこないと書いてあるのですが、実際のところどうなんでしょうか。

 

なんでも業績で測られる世界というのもシビアで、それはそれでツライ。

けれど、これが資本主義。生きることは競争だ。