書評『外資系の流儀』
- 作者: 佐藤智恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: 単行本
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外資系企業で働くこととは、どんな感じかがわかる内容です。
といっても、予想通りというか、まあ高額な給料もらっているのだから、当たり前だよねという内容です。
外資系の流儀
・朝の出社が早い
・休日も自宅で働く
・24時間いつでも会社のメールに対応する
・即戦力が求められ、人材育成の場ではない
・成長しなければ、プロジェクトから外され、辞めるように圧力がかかる
・上司の命令は絶対
高い給料だからこそ、激務にも耐えられる。よほど日本企業の方が楽ですと。
上司には、へりくだり、上手におだてる。
むしろ、外資系企業ほど、昭和のサラリーマンが求められるようだ。
海外のリーダーシップに関する本では、部下をサポートするリーダーこそが、これからの在り方だ、昔ながらの高圧的なリーダーシップでは部下は付いてこないと書いてあるのですが、実際のところどうなんでしょうか。
なんでも業績で測られる世界というのもシビアで、それはそれでツライ。
けれど、これが資本主義。生きることは競争だ。