書評『あたまの地図帳』
![あたまの地図帳: 地図上の発想トレーニング19題 あたまの地図帳: 地図上の発想トレーニング19題](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41%2BwoMtmb0L._SL160_.jpg)
- 作者: 下東史明
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2012/07/19
- メディア: 単行本
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不思議な本だった。
「特に目的を持たず、自由に頭の中の地図・地理の中を歩いてみる」というのが趣旨らしいので、かなり自由奔放な内容になっています。
地図・地理を見ることについて19の思考方法を紹介していて、何かアイデアを求めている時には、読んでみると良いのかも。
19の方法とは、次の角度からモノを考えてみること
①凝視:一点をじっと見据える
②立場:普段立たない立場にたって考える
③方角:どこにいるのか、行くべきかを把握する
④争点:なぜ争うのかを知る
⑤宗教:バックボーンを知る
⑥ルーツ:どこから来たのかを知る
⑦ストーリー:物語ることで記憶を高める
⑧2位:2位を調べる
⑨スケール:大きさから測る
⑩距離:数字を実感する
⑪経路:どう進むかを考える
⑫目印:道しるべを設定する
⑬交差点:交わって生まれる新しいものに注目する
⑭探索:手がかりとなるものを探す
⑮整列:美しく知る
⑯類似:似た点を浮き彫りにする
⑰差異:似ているが似ていないものから学ぶ
⑱志向:自分の志向パターンを知る
⑲限定:1つに絞って楽しむ
あたまが柔らかくなるかも。